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ポスティングのクレームを防ぐ方法は?実際の対応事例と禁止物件管理の仕組みから学ぶ

2026.06.20

ポスティングを依頼する際、「投函禁止の住宅にチラシが入ってしまわないか心配」「住民から連絡が来た場合、どのように対応すればいいのか分からない」と不安を感じるご依頼者様・企業担当者様は少なくありません。

ポスティングは、地域の見込み客へ直接情報を届けられる有効な広告手段です。一方で、投函禁止表示の見落としや多重投函、配布時のマナーなどが原因となり、住民や管理人からクレームが寄せられるケースも存在します。

人の手で配布する以上、すべてのクレームを完全にゼロにすることはなかなか難しいのが現状です。しかし大切なのは、「スタッフに注意を促す」だけではなく、過去に発生したクレームをデータとして蓄積し、次回の配布へ確実に反映させる「仕組みづくり」です。

例えば1999年からポスティングとクレーム対応に向き合ってきた当社では、投函禁止依頼があった住所を社内システムに登録し、Googleマップ上で一元管理しています。登録情報は翌日の配布地図へ即座に反映され、配布スタッフが現場で確認できる仕組みにより、トラブルの未然防止を徹底しています。

本記事では、実際に発生したクレーム事例をもとに、ポスティングでトラブルが起きる原因、発生時の対応手順、禁止物件管理システムを活用した再発防止策について詳しく解説します。

この記事で分かること

  • ポスティングで発生しやすいクレームの主な原因
  • 実際のクレーム事例と、発生時に確認すべき対応手順
  • 禁止物件を管理し、翌日の配布地図へ反映する仕組み
  • クレーム対応に強いポスティング業者を見分けるポイント

目次

  1. ポスティングのクレーム対策で重要なのは「発生後」と「次回の予防」
  2. ポスティングで発生しやすいクレームの主な原因とは
  3. 実際に発生したポスティングのクレーム事例
  4. スタッフへの注意だけではクレームを防ぎきれない理由
  5. 「仕組み」でクレームを未然に防ぐ|プロが実践する禁止物件管理のポイント
  6. 登録した禁止情報は翌日の配布地図へ反映
  7. ポスティングのクレームが発生した場合の対応フロー
  8. クレーム対応で重要な3つの判断
  9. クレーム情報を蓄積すると配布品質はどう変わるのか
  10. クレーム対応に強いポスティング業者の見分け方
  11. ポスティングのクレームに関するよくある質問
  12. まとめ|クレームを次回の配布品質向上につなげる

ポスティングのクレーム対策で重要なのは「発生後」と「次回の予防」

ポスティングのクレーム対応というと、住民への謝罪やチラシの回収を思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろん、発生したクレームに対して迅速かつ誠実に対応することは重要です。しかし、謝罪と回収だけで対応を終えてしまうと、別の日に同じ物件へ再び投函される可能性があります。

クレーム対策では、次の2つのアプローチをセットで考えなければなりません。

クレーム対策で重要な2つのポイント
1 発生したクレームを早期に解決する

発生したクレームを
早期に解決する

迅速な対応が信頼回復の第一歩。
丁寧な謝罪と原因究明を行います。

2 再発防止の仕組み

発生した情報を次回の配布へ
反映し再投函を防ぐ

禁止情報を確実に管理し、
再発防止の仕組みを構築します。

この2つのポイントを両輪で回すことで、クレームの発生を最小限に抑えられます。

当社では、クレーム受付後に社内で速やかに情報を共有し、必要に応じて責任者が現地確認、誠実な謝罪、およびチラシの回収を行います。対応が完了した後は、担当営業からクライアント様へ迅速に結果を報告する体制を整えています。

さらに、対象となった住所や物件情報を「禁止物件管理システム」へ即座に登録し、翌日以降の配布地図にデータとして反映します。

つまり、クレーム対応をその場限りの「処理」で終わらせず、次回の配布品質を極限まで高めるための重要な資産として活用しているのです。

ポスティングで発生しやすいクレームの主な原因とは

実際のクレーム記録を確認すると、内容は一つではありません。投函禁止表示の見落としや、重複投函、配布エリアの間違い、配布時の行動・マナーなど、さまざまな原因があります。

ここでは、特に発生しやすいクレームを紹介します。

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投函禁止の表示があるポストへの投函

ポスティングで多いクレームの一つが、「チラシお断り」「広告物投函禁止」などの表示があるポストへの投函です。

禁止表示には、建物入口に掲示されているもの、集合ポスト全体に貼られているもの、各部屋のポストに個別で貼られているものがあります。

建物全体に表示がある場合は比較的気付きやすい一方、個別ポストの小さな貼り紙は見落としてしまう可能性があります。住民が明確に投函を拒否しているため、誤投函が起きると強い不満につながりやすいクレームです。

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過去に禁止登録された物件への再投函

以前にクレームを受け、社内で禁止物件として認識・登録していたにもかかわらず、再び投函してしまうケースです。

禁止情報が担当者の記憶や紙のメモだけで管理されていると、別の配布員が同じ地域を担当した際に情報が伝わらない可能性があります。

禁止物件情報は、誰でも同じ内容を確認できる形で管理し、配布地図まで反映することが必要です。

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同じポストへの重複・多重投函

同じチラシを一つのポストへ2枚以上入れてしまうクレームもあります。

配布済みの建物を再び回ってしまった場合や、複数人の配布エリアが重複した場合に発生する可能性があります。

一つのポストに多数 of チラシが入っていたという重大な事例では、単純な作業ミスなのか、故意によるものなのかを含めた調査が必要です。

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配布漏れや指定エリア外への投函

配布システム上は完了になっているものの、広告主の自宅や指定された物件へチラシが届いていないという連絡が入ることがあります。

反対に、指定エリアの境界を越えて、対象外の町丁目や建物へ配布してしまうケースもあります。

GPSの軌跡、配布地図、担当スタッフへの聞き取り、現地に残っているチラシなどを確認し、軌跡だけで判断せず現場の状況とあわせて確認することが重要です。

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自転車・バイク・カートなどの置き方

ポスティングのクレームは、チラシの投函だけが原因とは限りません。

配布中の自転車を店舗前や私有地に置いた、バイクを公園付近へ置いたままにした、配布カートが看板に接触したなど、スタッフの行動が問題になる場合もあります。

投函ルールだけではなく、駐輪場所、通行の妨げ、建物設備への接触、住民や管理人への受け答えにも注意が必要です。

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自社の配布かどうか事実確認が必要なケース

住民から連絡を受けても、必ずしも自社スタッフによる投函とは限りません。

自社が取り扱っていないチラシについて連絡を受けた例や、オートロック内の玄関扉に広告物が貼られ、第三者のいたずらと考えられた例もあります。

連絡を受けた時点で原因を断定するのではなく、チラシの種類、配布日、担当エリア、併配していた広告物、GPS記録などを確認する必要があります。

実際に発生したポスティングのクレーム事例

クレームの内容によって、適切な対応方法は異なります。ここでは実際のクレーム記録を参考に、個人・物件情報を保護した上で、現場で起きやすいトラブルと対応事例を整理しました。

クレーム内容 確認された原因・状況 実施した対応 再発防止
投函禁止表示があるポストへ複数種類のチラシが入っていた 個別の貼り紙を見落とした可能性が考えられる 電話で謝罪し、対象物件を禁止として登録 次回の配布地図へ禁止情報を反映
同じチラシが一つのポストへ2枚入っていた 2度同じ個所へ誤って配布。重複投函の可能性 担当スタッフへの事実確認と指導 投函済み建物のマーキングの実施を徹底
注意を受けた配布員が再び建物付近へ来た 注意後の行動によって住民の不信感が拡大 管理事務所を訪問して謝罪 注意を受けた建物からは速やかに離れ、責任者へ連絡
禁止物件へ再びチラシが入った 配布終盤に確認が不十分になった 現地確認、担当者への聞き取り、クライアントへの報告 配布開始前と終了前の禁止物件の再確認を徹底
配布完了になっていたが、広告主宅には届いていなかった チラシの持ち出し数が足りていなかった可能性 GPSと現地を確認し、必要なチラシを追加し投函 該当エリアの投函予定数の見直しを実施
店舗前の自転車と看板への接触を指摘された 駐輪場所への配慮不足 責任者が現地で謝罪 駐輪・カート利用・住民対応などマナー指導を実施
玄関扉に広告マグネットが貼られていた 配布スタッフではなく第三者のいたずらの可能性 当社の配布方法を説明し、理解を得た ポスト以外へ広告物を設置しないルールを再確認
多数のポストに何枚ものチラシが入っていた 故意による多重投函の可能性も含めて調査 現地で写真と現物を確認し、一部を回収 GPS、現地写真、聞き取り記録を保存し、厳重対応

これらの事例から分かるのは、クレームの内容によって必要な対応が異なるということです。

すぐに回収へ行くべき案件もあれば、まず配布履歴やチラシの種類を確認すべき案件もあります。警察や管理会社が関係するような重大なトラブルでは、現場スタッフだけに任せず、責任者が判断しなければなりません。

また、対応が完了しても、禁止情報が次回の配布へ反映されなければ同じ問題が再発します。クレーム事例は、謝罪の記録ではなく、配布品質を改善するための重要なデータとなります。

スタッフへの注意だけではクレームを防ぎきれない理由

クレームが発生した際、「今後は気を付けるように」とスタッフへ伝えるだけでは、十分な再発防止になりません。まずはその理由を把握しておくことが大事です。ここではその理由を紹介します。

担当者や店舗が変わると情報が引き継がれない

同じ地域を毎回同じスタッフが配布するとは限りません。

担当店舗や配布スタッフが変わった場合、過去に住民から投函禁止の依頼があったことを知らず、再び投函してしまう可能性があります。

口頭での注意は必要ですが、時間がたつと記憶が薄れます。全国の店舗や多くの配布スタッフが同じ情報を確認できるよう、データとして残すことが必要です。

禁止の理由や範囲が物件ごとに異なる

禁止物件にはさまざまな種類があります。

  • 建物全体への投函が禁止されている
  • 特定の部屋だけが禁止されている
  • 特定のクライアントのチラシだけが禁止されている
  • 警察や裁判の話が出るほど重大なトラブルになっている
  • クライアントから事前に除外指定されている

住所だけを一覧にした場合、なぜ禁止なのか、どのチラシが対象なのか、どの程度注意すべきなのかが分かりません。

そのため、住所、物件名、部屋番号、禁止対象、登録理由、危険度、関連するチラシなどをまとめて管理する必要があります。

管理画面だけに登録しても現場では使えない

データベースへ禁止物件を登録しても、配布スタッフが現場で確認できなければ意味がありません。

管理担当者だけが見る一覧表と、配布現場で使用する地図が別々に管理されていると、登録漏れや転記ミスが起こる可能性があります。

クレーム情報を本当の予防につなげるには、登録した情報が次の配布地図へ反映され、スタッフの手元まで届く仕組みが必要です。

「仕組み」でクレームを未然に防ぐ|プロが実践する禁止物件管理のポイント

仕組みでクレームを未然に防ぐプロが実践する禁止物件管理のポイント

クレームを未然に防ぎ、高い配布精度を維持し続けるためには、属人的な注意喚起ではなく「仕組みによる管理」が不可欠です。ここでは、ポスティングのプロが実践している、禁止物件を確実に排除し、再投函を未然に防ぐための管理体制の構築方法について解説します。

単なる住所のリスト化に留まらない、配布精度を最大限に引き上げるための管理システムの考え方とは――。ポスティング会社を選ぶ際の指標としてもお役立てください。

禁止物件管理で必要な4つの考え方

  • 誰でも見つけられる
  • 間違えずに識別できる
  • 常に最新の状態で確認できる
  • 実際の配布時に使用する地図へ反映する

ここでは、禁止物件を確実に飛ばし、クレームの再発を防ぐために押さえておきたい4つの管理ポイントを解説します。

禁止物件を飛ばすために必要な4つの仕組み

地図上で禁止物件の位置を確認する管理画面

1.住所だけでなく、地図上の位置で確認する

禁止物件を住所や物件名だけで管理していると、同じ町内に似た名称の建物がある場合や、番地が分かりにくい場合に、別の建物と取り違える可能性があります。

そのため、禁止物件は住所の一覧だけでなく、地図上の位置とあわせて確認できる状態にしておくことが大切です。

地図上にピンを表示すれば、配布スタッフは「どの建物を避けるべきか」を視覚的に把握できます。禁止物件だけでなく、立ち入りを避けるべきエリアや、バイク置き場、トイレ、カート置き場なども区分して登録しておくと、現場判断の精度が高まります。

2.禁止理由や危険度を一目で判別できるようにする

禁止物件が地図上に表示されていても、すべて同じピンでは、どの物件を特に警戒すべきか判断しにくくなります。

そこで、登録理由やトラブルの重大度に応じて色やマークを分け、注意の優先順位を可視化します。

禁止理由や危険度を黒・赤・ピンクで判別する説明画像
:重大なトラブルに発展する可能性がある物件。警察への相談、裁判、強い回収要求など、特に注意すべき対象です。
:住民や管理人などから投函禁止の依頼を受け、禁止物件として登録した住所です。
ピンク:売却依頼中の物件、関係者の住所、特定のチラシを投函してはいけない物件など、案件ごとに指定された禁止対象です。

ただし、色だけで判断させるのは危険です。住所、物件名、部屋番号、禁止対象、登録理由、備考なども確認できるようにし、複数の情報から対象物件を判断できる状態にします。

3.禁止情報を一か所に集約し、更新履歴を残す

禁止物件の住所、対象、登録日、更新日、登録者、リスクなどを一覧で確認できる管理画面の例です。

禁止物件情報を一か所に集約し更新履歴を管理する一覧画面禁止情報が店舗ごとの紙、担当者のパソコン、メール、口頭連絡などに分散していると、古い情報が使われたり、一部のスタッフへ伝わらなかったりするおそれがあります。

禁止物件の情報は、一つの管理画面やデータベースへ集約することが重要です。

  • 都道府県、市区町村、町域
  • 住所
  • 物件名、部屋番号
  • 禁止対象
  • 登録理由、危険度
  • 関連する顧客や案件
  • 登録日、更新日
  • 登録者、更新者
  • 備考や過去の対応内容

誰が、いつ、どのような理由で登録・更新したのかを残すことで、禁止情報の経緯を後から確認できます。多数の禁止物件を受け取る場合は、Excelによる一括出力・一括取り込みに対応しているかも確認しておくと、登録漏れや入力ミスを抑えやすくなります。

禁止物件の位置と一覧を反映したスタッフ向け配布地図

4.管理画面に保存するだけでなく、実際の配布地図へ反映する

禁止物件の管理で最も重要なのは、情報を登録して終わりにしないことです。

どれだけ詳しいデータベースを作っても、配布スタッフが現場で使用する地図に情報が載っていなければ、投函を防ぐことはできません。

  • 配布対象となる町丁目の範囲
  • 地図上の禁止物件の位置
  • 危険度を示す色付きピン
  • 禁止物件ごとの管理番号
  • 住所
  • 物件名、部屋番号
  • 全戸禁止、特定号室のみ禁止などの対象範囲
  • 地図上の番号と対応した禁止物件一覧

配布スタッフは、地図と一覧の両方を確認しながら対象エリアを回り、禁止物件への投函を避けます。

現場で配布地図を確認しながら注意事項を共有するスタッフ

システムと現場確認を組み合わせる

禁止物件管理システムは、物理的に投函を止めてくれるものではありません。最終的には、現場のスタッフが地図を確認し、対象物件を判断する必要があります。

そのため、システムだけに任せるのではなく、配布前の口頭確認や注意事項の共有も組み合わせます。

1.クレーム内容を確認する
対象となる住所や物件名、部屋番号、投函してはいけないチラシ、相手が求めている対応などを確認します。

2.禁止物件として登録する
禁止対象、登録理由、危険度、対応履歴などをシステムへ記録します。

3.次回の配布地図へ反映する
登録した情報を、次回使用する配布地図で確認できる状態にします。

4.配布前と現場で確認する
注意共有と、スタッフによる地図・一覧の確認を組み合わせ、対象物件への投函を避けます。

ポスティング会社を選ぶ際に確認したいポイント

禁止物件への再投函を防げる会社かどうかを判断する際は、単に「禁止リストがあります」という説明だけで判断しないことが大切です。

  • 禁止物件を地図上で確認できるか
  • 住所や物件名だけでなく、細かな注意点や禁止範囲まで管理しているか
  • 禁止理由や危険度を区別しているか
  • 登録日、更新日、担当者などの履歴が残るか
  • 登録情報が実際の配布地図へ反映されるか
  • 配布スタッフが現場で確認できる形式になっているか
  • 配布前に注意事項を共有する体制があるか
  • クレーム発生から地図への反映までの時間が明確か

禁止物件管理で重要なのは、保有しているデータの件数ではありません。

受け取った情報を正確に登録し、分かりやすく表示し、実際の配布地図へ反映し、現場で確認するところまで一貫して運用されているかどうかが、配布精度を左右します。ポスティングを依頼する際は、料金や配布枚数だけでなく、クレームを未然に防ぐための管理体制まで確認しておくことをおすすめします。

ポスティングのクレームが発生した場合の対応フロー

ポスティングにおいて、クレームは発生させないことが最善ですが、いかに「発生後の初動」を迅速に行うかが、結果的にトラブルを最小限に抑える鍵となります。ここでは、プロが行うクレーム対応の標準的なフローを解説します


現場対応は「スピード」が命

優良なポスティング業者であれば、発生後に担当者だけで抱え込むことはありません。例えば、株式会社ケイ・アンド・パートナーズでは、各店舗のネットワークを活かし、クレーム発生の際はすぐに情報を共有し、必要であれば最も近い店長が現場へ急行する体制を整えています。
「2時間以内の早期解決」を目標に、住民様の不安を即座に取り除き、クライアント様への二次被害を防ぐことを最優先としています。発生したクレームはその場限りで終わらせず、原因確認と禁止物件登録まで行い、今後の配布品質向上につなげます。

クレーム発生時の対応フロー

1

情報をLINEで社内共有

クレームを受けた日時、住所・物件名、投函されたチラシ、配布日、配布担当者、相手が求める対応、回収や折り返しの要否などを共有します。対応状況を全員で把握することで、重複対応や引き継ぎ漏れを防ぎます。

2

担当店舗と配布状況を確認

クレーム住所と配布日をもとに、担当店舗、配布スタッフ、投函したチラシを確認します。複数種類を同時に配布している場合は、併配していたチラシも含めて確認し、必要に応じてGPS、配布地図、スタッフへの聞き取りを行います。

3

現地調査を実施

クレームが発生した原因は現地で確認します。投函禁止の貼り紙の有無、建物全体か個別ポストか、チラシの残存、設備への影響、自社チラシかどうかなどを確認し、見落としや運用上の問題がなかったかを調査します。

4

謝罪・回収が必要な場合は責任者が対応

謝罪やチラシ回収が必要な場合は、店舗責任者が対応します。相手が激しく興奮している場合や警察が関係する可能性がある場合は、無理に接触を続けず、安全を優先して対応します。

5

クライアントへ対応結果を報告

対応完了後は、どのようなクレームだったか、誰がどのように対応したか、現地で確認できたこと、謝罪や回収の状況、原因、今後の再発防止策をクライアントへ報告します。

6

禁止物件として登録し、次回以降の配布へ反映

今後の投函を拒否された物件は、住所、建物全体か特定の部屋か、すべてのチラシが禁止か特定案件だけが禁止かを確認して登録します。登録理由に応じて色を設定し、次回以降の配布地図へ反映します。

クレーム対応で重要な3つの判断

すべてのクレームを同じ手順で処理するのではなく、内容に応じた判断が必要です。

自社スタッフによる投函と確認できるか

クレーム対象のチラシ、配布日、担当エリア、GPS、併配内容を確認します。

自社が扱っていない広告物や、配布方法から見て第三者のいたずらと考えられる場合もあります。

最初から自社の過失と断定するのではなく、相手への配慮を示しながら事実を調査します。

電話対応で完了できるか、現地対応が必要か

「今後入れなければよい」という要望であれば、電話で謝罪し、禁止登録を行うことで完了する場合があります。

一方で、すぐにチラシを回収してほしい、管理人へ説明してほしい、建物設備への影響があるといった場合は、現地対応が必要です。

相手の要望を正確に確認し、必要以上の訪問で問題を大きくしないことも重要です。

どの範囲を禁止登録するか

禁止対象が特定の部屋であるのに建物全体を禁止すると、必要以上に配布可能世帯を減らしてしまいます。

反対に、建物全体が禁止なのに一室だけを登録すると、別の部屋へ投函して再びクレームになる可能性があります。

住所、物件名、部屋番号、貼り紙の位置、相手の要望を確認し、適切な単位で登録します。

住所を教えてもらえず物件を特定できない場合は、現地調査を行い、一定範囲を暫定的に禁止する判断が必要になることもあります。

クレーム情報を蓄積すると配布品質はどう変わるのか

クレーム情報をデータとして蓄積することで、単に過去のトラブルを記録するだけではなく、配布業務全体を改善できます。

同じ物件への再投函を防ぎやすくなる

一度禁止登録された物件は、次回の配布地図に表示されます。

担当スタッフや店舗が変わっても、同じ禁止情報を確認できるため、個人の記憶だけに依存しません。

危険度に応じて注意の強さを変えられる

警察や裁判に関する話が出た物件と、初回の禁止依頼では、必要な注意の程度が異なります。

色分けによって危険度を可視化することで、店長やスタッフが優先して確認すべき物件を判断しやすくなります。

クライアント指定の禁止情報も一緒に管理できる

住民からのクレームだけではなく、クライアントから事前に指定された物件も同じシステムで管理できます。

案件ごとに禁止対象を確認し、特定チラシだけを除外する運用にも対応できます。

登録履歴から原因を確認できる

登録日、登録者、更新日、更新者が残るため、いつ、どのような理由で禁止になったのかを確認できます。

禁止情報に誤りがあった場合や、物件名が変更された場合も、履歴を確認しながら修正できます。

クレーム対応に強いポスティング業者の見分け方

ポスティング業者を選ぶ際は、配布単価や配布可能枚数だけではなく、クレームの予防と発生後の対応体制も確認する必要があります。

次の項目をチェックしましょう。

確認項目 チェックする理由
禁止物件をデータベースで管理しているか 紙や担当者の記憶だけでは情報が引き継がれにくい
禁止情報が配布地図まで反映されるか 管理画面に登録されていても現場で見られなければ防止できない
部屋単位・案件単位で登録できるか 必要以上の配布除外や登録不足を防ぐため
登録者や更新履歴が残るか 登録理由と変更経緯を確認するため
クレーム発生時に現地対応できるか 広告主が直接住民対応を行う負担を減らすため
チラシ回収や謝罪を依頼できるか 発生後の影響を早期に抑えるため
対応完了後に報告があるか クライアントが結果と再発防止策を確認するため
GPSや配布履歴を確認できるか クレームの原因を正確に調査するため
実際のクレーム事例を蓄積しているか 過去の経験を次の配布へ生かしているか確認するため

「クレームは絶対に起きません」と説明する会社よりも、発生の可能性を理解したうえで、予防、初動、現地対応、再発防止まで具体的に説明できる会社を選ぶことが大切です。

ポスティングのクレームに関するよくある質問

ポスティングのクレーム対応や禁止物件管理について、よくいただく質問をまとめました。
発生しやすいクレームの種類、禁止物件の登録方法、現地対応の流れまで確認いただけます。

Q:ポスティングではどのようなクレームが多いですか?

投函禁止表示のあるポストへの投函、過去に禁止登録された物件への再投函、同じチラシの重複投函、配布漏れ、指定エリア外への投函などがあります。

また、自転車やバイクの置き方、スタッフの受け答えなど、チラシ投函以外の行動がクレームになる場合もあります。

Q:投函禁止の連絡を受けたら、どのように管理しますか?

住所、物件名、部屋番号、禁止対象、クレーム内容などを確認し、当社の禁止物件管理システムへ登録します。

登録理由や危険度に応じて色を設定し、翌日以降の配布地図へ反映します。

Q:禁止物件は部屋単位でも登録できますか?

はい。建物全体だけではなく、特定の部屋やポストを対象として登録できます。

住民の要望と現地の表示を確認し、適切な範囲を設定します。

Q:クライアントが指定する禁止物件も登録できますか?

はい。クライアントから事前に提供された禁止住所もシステムへ登録できます。

クライアント指定の物件は、住民からの禁止依頼とは別の色で管理し、対象案件の地図へ反映します。

Q:クレームが発生した場合、広告主が現地へ行く必要はありますか?

通常は、当社の担当者や店舗責任者が状況を確認し、必要に応じて現地対応を行います。

対応完了後は、担当営業からクライアントへ結果を報告します。ただし、住民から広告主本人の説明を強く求められた場合など、案件によっては相談が必要です。

Q:禁止登録すれば、投函防止はシステムだけで完結しますか?

禁止情報は配布地図へ反映され、店長と配布スタッフが確認します。

システムが物理的に投函を止めるわけではないため、地図上の表示、禁止物件一覧、店長からの口頭説明を組み合わせて再投函を防ぎます。

Q:自社の配布ではない可能性がある場合も対応しますか?

まず、チラシの種類、配布日、担当エリア、GPS、併配内容などを確認します。

自社の配布と確認できない場合でも、相手の話を聞いたうえで調査結果を説明します。事実を確認せずに責任を認めたり、反対に最初から否定したりしないことが重要です。

まとめ|クレームを次回の配布品質向上につなげる

「ポスティングのクレーム対策」重要ポイントまとめ

発生原因を多角的に把握する
禁止表示の見落としや重複、マナー違反など、クレームの種は多岐にわたります。まずは現状を正しく認識することが第一歩です。

「スタッフの注意」に頼らない仕組み作り
口頭での注意喚起には限界があります。禁止情報をデータ化し、配布地図へ物理的に反映させるシステムが不可欠です。

クレームは「品質向上のためのデータ」
発生したクレームは隠すのではなく、登録・共有・分析を行うことで、次回の配布精度を高めるための貴重な資産となります。

予防と対応の両輪で信頼を守る
クレームをゼロにすると断言するのではなく、予防体制と迅速な事後対応の両面を整えることが、長期的かつ安定した配布品質につながります。

クレーム対策に強いポスティングなら
ケイ・アンド・パートナーズへ

株式会社ケイ・アンド・パートナーズでは、Googleマップを活用した独自の禁止物件管理システムと、長年培った対応ノウハウでトラブルを徹底予防しています。「ポスティングのクレーム管理に不安がある」「質の高い配布を任せたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

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作成者 田中

田中 ポスティング歴10年の案内人

ケイ・アンド・パートナーズのポスティング集客担当。気づけばこの業界にどっぷり浸かって10年目。
これまで膨大な地域のマップデータや現場と向き合い、「どうすればお客様のチラシがゴミ箱に直行せず、ガッチリ反響に繋がるか」を真剣に追い求めてきました。街を歩いているときに「あ、このマンションは配りやすそう…」と無意識にチェックしてしまうのが最近の深い悩み。10年で培った独自のノウハウをもとに、チラシのサイズ選びから裏ワザまで分かりやすく丁寧にお答えします!

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